春日部市の指定文化財

圓福寺の木造阿弥陀如来立像
及び両脇侍像

市指定有形文化財(彫刻)

圓福寺の木造阿弥陀如来立像及び両脇侍像
(えんぷくじのもくぞうあみだにょらいりゅうぞうおよびりょうわきじぞう)

指定日:平成24年3月27日
所在地:一ノ割一丁目30番17号

指定概要

一ノ割の圓福寺に伝来する木彫像です。
圓福寺の曼陀羅堂(まんだらどう)にある市指定有形文化財の「版木(はんぎ)」には、明和八年(1771)の『寺宝開帳目録』が刻まれており、本仏像はその目録に記された「三尊来迎仏」に該当します。

目録には、中尊(ちゅうそん)の阿弥陀如来立像は平安時代半ばにさかのぼる古仏で、両脇侍像は曼陀羅堂内の仏像群を制作した光世上人(こうせいしょうにん)の作と伝えられています。

中尊の体部は欠損や摩耗の状態から時代的に古さを感じさせますが、頭部や胸板部、両手足先の彫りや材質は新しく、後世に手が加えられていることが認められます。また、両脇侍像の様式は鎌倉時代末から南北朝時代頃の影響を受けたものですが、面貌の表現には光世上人作の「木彫当麻曼陀羅図」や「木彫釈迦涅槃図」との共通性が見受けられます。

本仏像は「木彫当麻曼陀羅図」など共に、光世上人にまつわる宗教史的、歴史的にも貴重な資料です。

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