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春日部市郷土資料館は平成2年7月に開館した郷土春日部の歴史と文化を紹介する施設です。

TEL. 048-763-2455

〒344-0062 埼玉県春日部市粕壁東3-2-15


資料情報

  • 資料名:地番・地目・地積入 粕壁町地図 全(ちばんちもくちせきいりかすかべまちちずぜん)
  • 年代:昭和8年(1933)3月
  • 法量:38×28.8cm
  • 種別:歴史資料
  • 収蔵番号等:463-79

解説

 昭和8年(1933)3月、粕壁町では土地を整理する事業が実施されました。この資料は、粕壁町内の土地の地番・地目・面積を調査・刊行した冊子です。
 当時の粕壁町全域を示す粕壁町略図や字毎に地番・地目・面積を示した地図が収載されています。 粕壁町の字町並の図面からは、停車場通りなどの新たに造られた路地が通り、また町裏には国立薬草園もあり、かつての宿場町の景観は失われつつありましたが、宿場町に特徴的な短冊状(たんざくじょう)の地割りや日光街道の道幅は往時のままでした。また、少なくとも明治時代の初めに付けられた地番は、この頃には「六二八六(一)」「(二)」などと分筆(ぶんぴつ・細分化)されています。分筆された土地を統合すると、間口(まぐち)の広い敷地が現れ、江戸時代以来の宿場町の景観が復元できます。

語注

  • 粕壁町(かすかべまち):埼玉県南埼玉郡に明治22年(1889)〜昭和19年(1944)まで存在した町。現在の春日部市粕壁・粕壁東・浜川戸・八木崎町・緑町・南・中央の一部に相当する。
  • 字町並(あざまちなみ): 江戸時代、日光街道沿いに宿場町の町並みが建ち並んだ区域。日光道中粕壁宿の町並み推定復元模型に相当する。
  • 停車場通り(ていしゃばどおり):現在の春日部駅東口のブロンズ通り。明治32年(1899)に粕壁駅が出来ると町場から駅に抜ける道として発展した。
  • 国立薬草園(こくりつやくそうえん):大正11年(1922)に内務省薬用植物園として開園し、昭和13年(1938)に厚生省へと移管され、昭和55年(1980)にはつくば市へと移転。世界各地の薬用植物約3000種の栽培管理・品質改良が行われていた。

参考資料

  • 『春日部市史 第6巻 通史編U』(春日部市教育委員会、1995年)
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春日部市郷土資料館

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